#SP スペシャリティコーヒーとは

最近では猫も杓子も唱える「スペシャリティコーヒー」って何なんでしょうか?

 

スペシャリティコーヒー(Specialty Coffee)とは、品質が非常に高く、

栽培から提供までの全工程において厳しい基準を満たしたコーヒーのことです。

一般的なコーヒーとは一線を画すもので、以下のような特徴があります。

 

■ スペシャリティコーヒーの主な特徴

  1. 生産地や品種が明確

    • コーヒー豆の生産国・地域・農園、品種、栽培方法などがトレーサブル(追跡可能)。

    • シングルオリジン(単一農園・地域の豆)であることが多い。

  2. 高品質な風味

    • カッピング(官能評価)で高得点(一般的に80点以上/100点満点)を獲得。

    • フルーティー、チョコレート、ナッツなど、多様でクリーンな風味が楽しめる。

  3. 欠点豆が少ない

    • 手作業や高度な機械で選別され、欠点豆(発酵豆、カビ豆など)が極めて少ない。 

■普通のコーヒーとの違いは?

  スペシャリティコーヒー 一般的なコーヒー(コモディティコーヒー)
品質 高品質、風味が多様 安定はしているが風味は単調
生産情報 詳細に追跡可能 原産国レベルでしか分からない
選別 欠点豆がほぼない 混入していることが多い
価格 高価 比較的安価

 


スペシャリティコーヒーだから美味しいとは限りません。

逆に、コモディティコーヒーだからといって不味いわけでもありません。

大切なのは、適切な手間と方法で丁寧に抽出すること。

それさえできれば、どんな豆でも“美味しさのポイント”にはたどり着けると考えています。

 

ハンドピックや焙煎後の適切な管理を丁寧に行えば、

“スペシャリティ”と呼ばれないコーヒーであっても、

十分に美味しい一杯をつくることができる——私たちはそう考えています。

だからこそAmudCoffeeは、スペシャリティコーヒーだけにこだわるのではなく、

もっと広く、もっと気軽に、コーヒーの美味しさを楽しんでいただけるよう、日々試行錯誤を重ねています。

 

コーヒー沼にようこそ!