
日本で一般的に使われている8段階で表す焙煎度は浅い順に
1、ライトロースト
2、シナモンロースト
3、ミディアムハイロースト
4、ハイロースト
5、シティロースト
6、フルシティロースト
7、フレンチロースト
8、イタリアンロースト
で表されています。
AmudCoffeeで使用する熱風式焙煎機では次の5種類の焙煎度で生豆をローストしています。
1. シナモンロースト(極浅煎り)
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色:明るい茶色
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味の特徴:
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フルーティーで酸味が際立つ
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軽やかで紅茶のような飲み口
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生豆の個性(産地や品種)がよく出る
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2. ハイロースト(中浅煎り)
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色:やや濃い茶色
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味の特徴:
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酸味と甘みのバランスが良い
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ナッツやキャラメルのような香ばしさ
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多くの人に親しみやすい味わい
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3. シティロースト(中煎り)
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色:深めの茶色
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味の特徴:
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甘みと苦味のバランスがとれた味
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チョコレートやロースト感のある香り
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酸味は穏やかになる
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4. フルシティロースト(中深煎り)
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色:黒に近い茶色
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味の特徴:
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苦味が強くなり、ボディが太くなるような感覚
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カカオ、スモーキー、焦がし砂糖のような風味
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ミルクや砂糖と相性が良い
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5. フレンチロースト(深煎り)
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色:真っ黒、表面に油が出る
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味の特徴:
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昭和の喫茶店を思わせる苦味とロースト感
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ドスンとくるボディ感と全てを包括するような甘み
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酸味が無いアイスコーヒー向き
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★ 焙煎度選びのヒント
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酸味が好き/軽やかな味が好き → 浅煎り〜中煎り
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酸味が嫌い/ミルクと飲みたい → 中深煎り〜深煎り
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普通に美味しいコーヒーを楽しみたい → 中煎り〜中深煎り
★ もう一歩踏み込んだ焙煎度選びのヒント
- 男は黙ってハードボイルド! → 深煎り
- コーヒーはフルーツなのだよ! → 浅煎り
- 産地の違いを感じたい! → 浅煎り
- 藤子不二雄はFよりAだ! → 深煎り
AmudCoffeeでは基本的にどんな焙煎度でも「甘さ」が感じられるような豆を選び、焙煎、抽出しています。
「すっぱいだけ」「苦いだけ」のコーヒーは扱いません。
「甘さ」の手前に何があるのか、「甘さ」の奥に何かあるのか、感じ取ってみてください!
結局正解などなく、人それぞれの感性、想像力、好みの問題です。
「これ好き!」に出会うための旅です。
コーヒー沼にようこそ!