#001 はじめに考えるべき美味しさを決定する3大要素

 コーヒーの味を決定するパラメーターは星の数ほどあるけれど、

最も重要な要素を3つ、3大要素として考えてみることにします。

 

1. 豆(原材料)

  

どの国か、どの地域か、どの程度の標高の産地なのか、どういった精製方法(ウォッシュド、ナチュラルなど)なのか、

どのシーズンに採れた豆なのか、どの程度の焙煎度合いなのか、、、

 

豆の質や個性が、コーヒーの「味の土台」をつくります。

豆だけでクラクラするほどのパラメーターの数。。

 

2. 粒度

 

細挽き(ほそびき) 中細挽き(ちゅうぼそびき) 中挽き(ちゅうびき) 粗挽き(あらびき)

ドリップコーヒーで使用するのは粒度はざっくり言ってこの4種類。

同じ豆、同じ入れ方でも粒度が変わると味わいも変わってきます。

そして店によって、グラインダーによって、この4つの境目も微妙に変わります。

ガツンとした定義は存在せず、見た目や触り心地などでなんとなく決めている人がほとんどです。

 

3. 湯の温度

 

一般的にドリップコーヒーに適した抽出温度は

 

85~93℃付近

 

と言われています。

熱すぎても要らない要素が抽出されてしまうし、ぬるすぎてもいい部分が抽出されなかったりします。

これも豆によって、粒度によって何が適切な温度なのか探る必要があります。

 

浅煎りは固くてコーヒー成分が抽出されにくいので高めの温度で入れて

深煎りは柔らかくコーヒー成分がドバドバ出やすいので低めの温度をいれるのが一般的です。 

 

これら3つの要素がもっとも大きな3大要素と考えていいと思います。

逆に言うと、この要素をある程度固定してからその他の要素、

 

・どういう器具を用いて淹れるか

・どのくらいの量の豆をどのくらいのお湯で淹れるか

・そのくらいのスピード感で淹れるか

 

の検証を始めてみることをおすすめしています。

 

美味しいコーヒーを淹れるにはパラメーターが多すぎる!

まずはアプローチとして、変動させるパラメーターと固定するパラメーターを決めて試行錯誤してみましょう!

 

忘れちゃいけないのは「楽しんで淹れる!」

試行錯誤も遊びの一つです! 

 

コーヒー沼へようこそ!